2018年06月15日

『幕末維新期の偉人と偉業』(川上編)が出版されました

 知り合いから、川上校区公民館・川上校区まちづくり協議会の『幕末維新期の偉人と偉業』(川上編)て言うとば出しんさったてばい。おいも一冊、300円でわけてもろうた。あさんのごと「川上好き」ない持っとってゆーなか。

 と教えてもらいましたので、早速川上校区公民館まで出掛けてきました。

 この冊子については佐賀新聞でも以下のように紹介されていたようです。

 「地域の偉人もっと知って 川上校区まちづくり協議会、冊子完成」(平成30年6月10日 佐賀新聞Live)
 http://www.saga-s.co.jp/articles/gallery/228478

 内容は、偉人編と偉業編に分けられ、偉人編には、永山貞武、伊東次兵衛、太田蔵人、今泉蟹守の4名を取り上げられています。永山については公益法人鍋島報效会の学芸員富田絋次さんが、伊東については佐賀県立図書館近世資料編さん室長の山口久範さんがそれぞれ執筆され、読み応えのある内容になっています。
 また、偉業編では川上にあった「大久保台場」についての詳しい資料集となっています。
 佐賀の幕末・維新期の歴史に興味がある方にはお薦めです。
 また、写真や地図類も豊富に掲載されていますのでこの冊子を手にして川上周辺を歴史散歩するのも良さそうです。A4版60頁で写真はカラー。
 問い合わせは川上校区公民館、電話0952(62)5775まで。

 一つだけ、不満があるとすれば、この冊子には「奥付」がありません。つまり、発行者も発行年月日も不明のままです。内容が、他の校区単位で最近作成されている類似の冊子の中でも出色の出来上がりとなっているのに、そこが残念です。印刷所あたりで、「奥付がないけど大丈夫ですか?」とか助言はなかったのかな~?

『幕末維新期の偉人と偉業』(川上編)が出版されました


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Posted by jirou at 12:00 | Comments(0) | 出版物
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