2017年08月29日
巨石巡拝記(20) 下田・蛙石(かわずいし)巡拝(2)
天の岩門側からゆるゆると上っていくと、蛙石の「背中」が見えてきます。蛙石の前後には大小の大石が点在しています。蛙石西側にある大石の中央部は人が通れる程に割れており、この割れた部分が本来の道ではないかとも思っています。

蛙石西側の大石(中央部を通行できる)
蛙石全体は東西方向に細長く、うまく全景を捉えることはできませんが、北側側面の蛙の形(?)をしている苔を見ることができます。ただ、今年は、高温と小雨のせいか、苔の生育が悪いようで、蛙の形と言われても、ますます「?」です。
蛙石の上に安置されていたという弘法大師像は蛙石の上にはありません。しかしながら、西側からは上れますので、用心しながら上ってみると、大師像が安置されていた跡が残っています。確かに、下からはその存在は分からなかったかもしれませんね。
何時のことか分かりませんが、大師像(石像)は、巨石パークの麓にある新清水寺の境内に安置されています。
大師像の作りは、例えば「たもと石」の上に安置されている文殊菩薩像と大きさや雰囲気が似ており同じ時期のものではないかと考えています。その時期が、何時かは分かりませんが。

蛙石に安置されていた大師像(新清水寺)

新清水寺
新清水寺には、巨石パークから一旦出て、車で行くことができますが、上の駐車場から歩いても行けますので、時間に余裕がある方は一度お参りされることをお奨めします。
新清水寺
蛙石西側の大石(中央部を通行できる)
蛙石全体は東西方向に細長く、うまく全景を捉えることはできませんが、北側側面の蛙の形(?)をしている苔を見ることができます。ただ、今年は、高温と小雨のせいか、苔の生育が悪いようで、蛙の形と言われても、ますます「?」です。
蛙石の上に安置されていたという弘法大師像は蛙石の上にはありません。しかしながら、西側からは上れますので、用心しながら上ってみると、大師像が安置されていた跡が残っています。確かに、下からはその存在は分からなかったかもしれませんね。
何時のことか分かりませんが、大師像(石像)は、巨石パークの麓にある新清水寺の境内に安置されています。
大師像の作りは、例えば「たもと石」の上に安置されている文殊菩薩像と大きさや雰囲気が似ており同じ時期のものではないかと考えています。その時期が、何時かは分かりませんが。
蛙石に安置されていた大師像(新清水寺)
新清水寺
新清水寺には、巨石パークから一旦出て、車で行くことができますが、上の駐車場から歩いても行けますので、時間に余裕がある方は一度お参りされることをお奨めします。
新清水寺