2017年08月25日
巨石巡拝記(19) 下田・蛙石(かわずいし)巡拝(1)
肥前大和巨石パークの北東、天の岩門から北東に緩やかに上っていく細長い尾根上に蛙石は鎮座しています。標高330㍍程、北側は急な斜面となっています。
戦前の新聞記事等ではこの尾根は「石神群」中の霊域とされ、造化大明神から烏帽子石が存在する「高天原」を経由して、「奥の院」とされた蛙石に辿り着くコースが記載されています。
管理棟で配布されている「巨石群探訪コース」図では16番目の巨石「蛙石(かえるいし)」とされていますが、戦前の新聞等では「かはづいし」とルビが付けられています。このためここでは「かえる」ではなく「かわず」としています。
「かえる」と「かわず」
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q116130551?__ysp=6JuZIOOBi%2BOCj%2BOBmg%3D%3D
なお、「巨石パークのいわれ」には次のような説明があります
形がカエルに似ているところから名付けられ、佐賀弁でコウジンドックと愛唱(愛称?)されている。頭上には弘法大師を歓請(勧請?)したが、今から80年前までは誰しも大師を祀ったことを知る人も無かったところ、村内でも有名な大師信者の阪口又八という人が、三夜続けて大師の夢のお告げにより発見したそうで、それから参詣者が常に絶えないといわれている。
「コウジンドック」は「荒神土公」とでも書くのでしょうか。「大きな蛙」は「土の神」と見なされているという位の意味なのでしょうかね。
「形がカエルに似ている」には、イマイチ承服しかねますが、蛙石の北側側面に生えている苔の形がカエル、ど根性ガエル、に似ているという話には一寸ばかり同意します。

北側面の苔
形は「鯨」それもマッコウクジラに似ているんじゃないかということで、個人的には「鯨石」あるいは弘法大師を勧請したということですから「大師石」というのがしっくりくるように思いますが…。
蛙石までの最短コースは、駐車場から谷沿いに石神の滝を経由して西側の直登路を取ります。尾根路を20分程上って、神籠石と天の岩門を経由して10分程で到着します。
巨石ですから Google Earth でその姿を確認することができます。

西側から見た蛙石

北東側から見た蛙石

東側から見た蛙石

蛙石の基部
蛙石の場所
戦前の新聞記事等ではこの尾根は「石神群」中の霊域とされ、造化大明神から烏帽子石が存在する「高天原」を経由して、「奥の院」とされた蛙石に辿り着くコースが記載されています。
管理棟で配布されている「巨石群探訪コース」図では16番目の巨石「蛙石(かえるいし)」とされていますが、戦前の新聞等では「かはづいし」とルビが付けられています。このためここでは「かえる」ではなく「かわず」としています。
「かえる」と「かわず」
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q116130551?__ysp=6JuZIOOBi%2BOCj%2BOBmg%3D%3D
なお、「巨石パークのいわれ」には次のような説明があります
形がカエルに似ているところから名付けられ、佐賀弁でコウジンドックと愛唱(愛称?)されている。頭上には弘法大師を歓請(勧請?)したが、今から80年前までは誰しも大師を祀ったことを知る人も無かったところ、村内でも有名な大師信者の阪口又八という人が、三夜続けて大師の夢のお告げにより発見したそうで、それから参詣者が常に絶えないといわれている。
「コウジンドック」は「荒神土公」とでも書くのでしょうか。「大きな蛙」は「土の神」と見なされているという位の意味なのでしょうかね。
「形がカエルに似ている」には、イマイチ承服しかねますが、蛙石の北側側面に生えている苔の形がカエル、ど根性ガエル、に似ているという話には一寸ばかり同意します。
北側面の苔
形は「鯨」それもマッコウクジラに似ているんじゃないかということで、個人的には「鯨石」あるいは弘法大師を勧請したということですから「大師石」というのがしっくりくるように思いますが…。
蛙石までの最短コースは、駐車場から谷沿いに石神の滝を経由して西側の直登路を取ります。尾根路を20分程上って、神籠石と天の岩門を経由して10分程で到着します。
巨石ですから Google Earth でその姿を確認することができます。
西側から見た蛙石
北東側から見た蛙石
東側から見た蛙石
蛙石の基部
蛙石の場所
Posted by jirou at 12:00 | Comments(0) | 巡拝記
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